【松栄の家づくり手帖】白楽 H様邸
設計、現場担当の能勢です。この「家づくり手帖」では松栄で建てた家を紹介していきたいと思います。自分の仕事の振り返りはもちろん、これから家づくりをお考えの皆様に、少しでも参考になれば幸いです!H様邸概要木造2階建て、約95㎡設計期間:2020年8月~12月工事期間:2021年2月~2021年7月設計:松栄建設一級建築士事務所施工:松栄建設株式会社こちらは白楽の高台の上に位置する注文住宅になります。できるだけリビングを広くということで、中にリビング階段を設けたプランで進めていきました。断熱性能を高めることで、リビング階段でも空調の効果が落ちないようになっています。断熱性能は、断熱等級6(HEAT20G2:UA値0.46)の高断熱仕様。平成28年基準の家と比べて、年間で5万円以上の光水熱費が削減できるシミュレーションとなりました。30年間では150万円以上の差が出る計算になるため、高断熱でグレードアップした価格差も長い目で見ると十分にお釣りが来る計算になります。温度シミュレーションはこちら。左が今回設計で、右が平成28年基準ですが、冬の明け方には温度差が5℃近く出ています。床にもしっかりと断熱材が入っています。ここでは断熱性能が最高グレードのネオマフォームを使用しました。屋根、壁にもしっかりと断熱材を充填。耐震等級は3で、さらに制振ブレースも入った地震に強い家になっています。地震のエネルギーを吸収する制震ダンパー。(出典:evoltz...