SYOEIMAGAZINE
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2021[Mon]
07.05
「住まいの松栄」の設計と現場を担当しています、一級建築士の能勢です。
こちらでは、まとめサイトに載っているような一般的な情報ではなく、
東横沿線で家を建てたいという方向けに、
自分の経験を元に、お話ししたいと思います。
今日は、皆さんの悩みどころの一つである
家づくりに必要なお金のこと
についてお話をします。
※記事の内容は、2022年12月現在のものになります。
家づくりにかかる費用としては大きく
土地代、建築費、別途費用、その他諸経費
の4つがあります。
東急東横線(もしくはその近辺)で30坪の住宅を建てようとすると
土地代で4000万円後半〜が相場になっています。
※4000万円台前半の場合、擁壁付や古家ありなどの条件が入っていることがあります。
建築費については、3LDKが無理なく入る28〜坪程度の住宅を建てる場合、
ローコストメーカーさん
▷1000万円
ハウスメーカーさん
▷3000万円〜
その他のビルダーや地域型工務店
▷2000万円〜
といったあたりがこの地域の建築費相場になっています。
(仕様によるため、あくまで参考価格です。)
住まいの松栄で家を建てる場合の金額ですが、
その前に松栄の仕様の説明を・・・
松栄の標準仕様は、以下の内容です。
・耐震等級3(最高レベルの耐震性能)
・断熱性能HEAT20 G1.5~G2相当(高断熱・高気密住宅)
※プランによって性能が異なります。
・工事中の外部検査機関による品質チェック
建築費は
税抜2250万円(税込2480万円)
をスタンダードプランとしています。
※2021年時点の税抜き1990万円から価格の高騰を受けて金額が上がっています。
標準プランに含まれていないもの(別途費用)はこのような感じです。
・測量費
・地盤改良費
・隣地側フェンス
・主室の照明(廊下・トイレ等は標準に含む)
・エアコン
・カーテン、カーテンレール
・TVアンテナ
・電話配線
・インターネット配線+ジャック
・地鎮祭費用
・造作家具、畳等
・水道加入金
・造成費用等、高低差のある外構整備費
これに、お客さまのご要望にあわせてオプション費用が加わるため・・・
ここ数年の実績としては、
税込2600〜3000万円前後
に落ち着く事例が多いです。
忘れてはいけないのが諸経費。
上に書いた「標準プランに含まれていないもの」に加え、
・家電の購入費
・火災保険、地震保険
・登記費用
・引越し費用
・土地の仲介費用
などがかかってくるため、別途費用・諸経費として
250~350万円程度
を見込んでいただくと安全かと思います。
【注記】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2021年6月から、建材の価格高騰が続いています。
高騰の状況については個別に案内させていただいております。
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ただ、東横線沿線はどうしても土地代が高く、
「土地で4500万かかるので、建物にはなかなか予算がかけられない・・・」
というケースも少なくありません。
そこで松栄でご用意しているのが
土地+建物をセットで販売する分譲プランです。
松栄の分譲住宅の事例はこちら↓↓↓↓
いずれも、一般的な建売住宅よりもはるかに高い性能を持たせながら、
土地建物のセットで
6000万円以下で販売させていただきました。
これは、自分で設計と現場監理をしていて思うことですが・・・
これだけ内容が充実した建売は、なかなかありません!
工事をしている職人さんにも
「ここまでやる? これ注文住宅じゃないの?」
とびっくりされることがよくあります。
松栄では、高性能住宅でありながら、相場と同程度の費用で
分譲住宅をお出しするために
・不動産・建築の両方を行い、合理的な計画を立て、余分な費用をカット
・下請業者を挟まず、直接発注で腕の良い職人と仕事をする
・建築資材の共同仕入団体に加盟し、資材仕入値を下げる努力
などなど
コストを上げないための地道な仕事を、日々積み重ねています。
地域型の不動産・建築屋の強みを生かした松栄の分譲住宅は、
引き続きコンスタントにつくっていきたいと思っていますので、
港北区・神奈川区近辺で家づくりをご希望の方はお気軽に問合せ下さい。
2022春~初夏にかけて数棟の分譲住宅が完成する予定です。
興味のある方は、「松見町の分譲の件で」とお問合せください。