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SYOEIMAGAZINE

2022[Wed]

08.10

『家や土地の利活用』について

こんにちは、代表の酒井です。

今日は夏休み前で少し時間が出来たので、最近お客様から よくお問合わせを頂く、

 

 

 

「家・土地の利活用」について、書こうと思います。

 

 

 

 

最近、色々なところで「空き家問題」という言葉を、耳にすることが増えたと思いますが

実際、街を歩いていると、使われなくなった家や、草が生い茂っている空地が散見されます。

 

 

 

 

 

 

このような『利用されなくなった、家や土地』

『どうやって活用していけば良いか』という相談が増えているのです。

 

 

 

というのも、不動産は所有している限り固定資産税が発生し

管理をせずに放置していると、建物劣化雑草などで近隣からクレームを頂くなど、

とにかく『手間とコスト』がかかります。

 

弊社でも、維持管理を依頼されている空家は、毎年2回は草刈りを入れ、

オーナーさんたちに代わって管理をさせて頂いてます。

 

 

陽当りが良い土地は1年放おっておくと、ジャングルに、、、

 

 

ただ、草刈りや固定資産税は『コスト』で、毎年出ていくため

所有していること自体が負担 になってくるケースが多いのです。

 

 

そのため、古民家や空地を再生している弊社に、

ご相談を頂くことが多いのかもしれません。

 

 

その『不動産の利活用』についてですが、具体的には4つの方法があります。

 

 

① 自己使用

② 貸す

③ 売る

④ そのまま(現状維持)

 

 

 

 

 

 

『①:自己使用』のご相談で最近多いのは、家が古く『冬寒くて、夏暑い』ということ。

昔の家は断熱材が入ってないことも多いので、ヒートショック等、

体に害を及ぼす建物になってしまっているケースもあります。

 

資金が不足している場合は、敷地の一部を売って、売却益で家を建て替える

というケースもあったりします。

 

松栄で建てている高気密高断熱の家、エアコン一台で快適に過ごせます

 

 

 

自分で使用しなくなった場合、次に考えるのが『②:貸す』だと思います。

 

最近の若い方は、古着やアナログレコードが人気になるなど

古くても、本当に価値のあるものを好む、という人も多いので、

築年数が経っていてもリフォームを行えば、入居者は決まります。

 

弊社でリノベした賃貸例、1日で10件以上のお問合せを頂きました。

 

『②:貸す』 という選択肢は住宅以外でも可能で、

こちらは、弊社が石堂書店さんの2階をコワーキングスペースとしてリノベーションした事例。

リノベーションして、用途を変えることにより、街に新しい流れをつくりました。

 

石堂書店のコワーキングスペース「本屋の2階」

 

 

 

しかし、『②:貸す』ためにはリフォームやリノベが必要な場合も多く

その手間とコストをかけたくない、という場合『③:売る』という選択肢もあります。

 

 

 

👆このような一般的な土地や、戸建てマンションなどは毎年沢山扱わせていただいていますが、

なかにはこのような、崖や山、別荘、などの特殊案件もご依頼頂いて売却を行っております。

 

崖崩れしてしまった土地の売却なども、、、

 

 

 

そして何もせず、『④:現状維持』 という方もいらっしゃいます。

特に、ご相続等の事情により『動かしたくても動かせない』というケースはよくあります。

 

 

 

街で見かける駐車場は、じつは地主さんが

相続税を支払うために、あえて建物を建てずにそのままにしてある

というケースも多いのです。

 

 

 

以上、4つの選択肢について簡単にご説明しましたが、

この選択肢の選定で重要なのが、不動産はすべてが一点モノのため、

『物件によって、最適な答えが違ってくる』ということ。

 

 

 

例えば、駅徒歩15分以上の家は、賃貸に出しても成約に時間がかかるので

『③売却』が最適解になる場合があります。

 

 

反対に、駅3分というような好立地は

『③売却』ではなく『②賃貸』が最適解になる場合も。

 

 

また立地や建物の状況ではなく、お客様の将来のご相続状況を考慮し、

相続税評価を下げるため、④「売らずに空家のまま現状維持」が最適解 になる場合もあります。

 

 

 

『これが正解!』ということを一概に言えないのが、不動産の難しいところで

一軒一軒、その物件の特性に合わせた最適解を導き出す必要があります。

 

 

 

しかし、その判断をするには、不動産関係の法律はもちろん、

その地域の相場(賃貸・売買両方)や建物の知識、さらには税法や民法など、

かなり広範囲な知識が必要なため、一般の方が自分だけで、

どれが最適解かを導き出すことが難しい、という問題があります。

 

 

 

ここでちょっと、弊社で手掛けた実例を挙げさせて頂きます。

 

 

 

 👉 賃貸物件

 

 

 

戸建て 👉 シェアハウス

 

 

急傾斜崩壊危険区域の山 👉 造成が得意な業者に売却

 

 

倉庫 👉 店舗

 

 

 

貸スペース 👉 コワーキングスペース

 

 

 

実家 👉 売却

 

 

古家 👉 駐輪場

 

 

 

貸駐車場 👉 キッチンカースペース

 

 

 

古民家 👉 カフェ、レンタルスペース、コワーキング

 

 

築25年の賃貸物件 👉 リノベ

 

 

築50年の古家 👉 売却

 

 

と、様々なケースがありますが、物件によって最適解は違います。

 

 

この最適解を導き出すときに、私たちが大切にしているのは

『お客様と一緒に考える』ということ

 

 

『売却しませんか』というチラシは大量に入って来ると思いますが

その前に『選択肢を検討すること』が、まず第一に行うべきことです。

そして、その選択肢のメリット・デメリットを正確に理解することが重要です。

 

 

 

ただ、不動産屋は入りづらい行ったら営業をかけられて面倒なことになる、

と思う気持ちも、よ~くわかるので、、、(笑)

 

 

 

まだ何も決まっていないという、検討段階でも気軽に聞いてもらえるよう

こちらからは一切『営業をしない』というスタイルで、いつも接客を行わせて頂いております。

松栄の営業スタイル 👉 https://syo-ei.com/blog/2013/12/post71/

 

 

また、電話ZOOMなど来店以外でのご相談も、もちろん可能です 👉 お問合せフォーム

 

 

 

『わからないことがわからない』というお客様もいらっしゃると思いますが、

そんな時こそ『どんな選択肢があるか?』というところから、ご説明させて頂きますので

お気軽にご相談下さい~😊 

 

それでは皆様、良い夏休みを~🏖