SYOEIMAGAZINE
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2019[Sat]
09.07
松栄の新しい分譲住宅
しあわせな時間をつくる「G2の家」 が完成しました。
※こちらの家は成約しました。沢山のお問合せありがとうございました。
3D内見はこちら
スマホの方はこちら G2の家 マーターポート
さて、タイトルにある「G2」ですが、簡単にご説明すると
「現在の日本の省エネ基準よりも、はるか上を行く断熱性能を装備した家」
ということで、注文住宅でもナカナカ装備しないくらいの高断熱を
分譲住宅(建売)に装備するという、、、
松栄ならではのチャレンジングな仕事を、今回も行いました。
ちなみにこれがG2認定ラベル。松栄でも初の取得!
右の「等級4」と表示されているのが、日本の一般的な家の省エネ基準(UA値0.87)
そして今回は、そのはるか上を行くG2グレード(UA値0.46)を取得しました!
(ちなみにG1、G2とありますが、G2の方が高性能)
ただ「外皮平均熱還流率(UA値0.46)」やら「G2」と言われても、
一般の方は「???」だと思いますので、研究データでご説明すると、
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図の通り、左側の一般的な家は、緑と赤のゾーンに分かれているので
リビングと廊下の温度差があり、冬は廊下や浴室が寒い、のですが
右側のG2の家は温度差が小さいので、家中どこでも快適に過ごすことができます。
ちなみに左側の家も、じつは今の一般的な省エネ住宅で、
古い家はもっと温度差がでます。
そして、こればかりは体感して頂かないとわからないのですが、
温度が人に与える影響は非常に大きく、実際に体感すると
生活スタイルが変わるくらいインパクトがある、と思っています。
ちなみに、こちら↓↓で体感できますので、これから家を建てる方は是非!!
LIXIL 住まいスタジオ
https://www.lixil.co.jp/s/sumai_studio/
では、『なぜ松栄の家では断熱性能にこだわっているのか?』というと、
家の断熱性能というものが、皆さまが思っている以上に
『暮らしのしあわせ感に大きく影響を与えている』と感じているからです。
松栄の建てる家では、光を取り込む大きな窓や、
気持ちの良い高天井・吹抜、を取り入れることが多いのですが、
断熱性能を気にせずに建ててしまうと
夏はエアコンが効きづらく、冬はナカナカ温まらない家
になってしまいます。
そのため夏は陽が入らないようにカーテンを閉めたり
冬は暖房費削減のため、限られた部屋だけ温めたり、
せっかく気持ちのいい空間を作っても、
気持ちよく過ごすことが出来なくなってしまいます。
これは建築業界では有名な話ですが、テレビにもよく出演している
某有名建築家が建てている、コンクリート打ちっ放しの家は、
大空間でデザイン性は良いのですが、断熱性能が著しく悪く
冬は家の中でダウンジャケットを着ないと過ごせないそうです。
でも私たちは、そんな家を建てたいわけではありません。
私たちは、夏の暑い日でも、寒い雪の日でも、
家の中に入れば、穏やかな春の日のように気持ちのいい家
であれば、家族がしあわせに過ごせるのでは、と思い、
家の断熱性能にこだわって、家を建てています。
また『断熱性能が良い』ということは、=『燃費が良い』ということなので、
エネルギー消費も最小限に抑えられ、地球にも優しい家ということになります。
子どもたちに美しい地球を遺していくためにも、断熱性能は非常に重要なのです。
(そして燃費が良いということは、お財布にも優しいということ、、、)
そして、ここからはデザインの話なのですが
松栄がデザインで大切にしていることは「肌触り」や「やさしさ」です。
人工的な素材や、ビニールシート材は、
できるだけ減らし、自然素材や肌触りの良い素材を使うようにしています。
今回のG2の家は、リビングや主寝室には、
ミルクから抽出されたミルクペイントを使用しています。
自然光がやさしく反射し、とても心地が良い落ち着く空間に仕上がっていると思います。
バターミルクペイント。
缶もオシャレ。
リビングとつながった小上がりの畳スペース。
バルコニーとつながっているので、洗濯物をたたむのにも便利。
ただただ、ゴロンとするのも良し。
1階の寝室(約7.5畳) ミルクペイントに光が柔らかく反射しています。
以下、ミルクペイントについて
VIVID VANさんのホームページから引用。
http://vividvan.co.jp/product/buttermilkpaint/
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バターミルクペイントは最高級の自然塗料です。
開拓時代、アーリーアメリカン職人は独自のペイントカラーを出すため、
農作物や土、レンガの粉を顔料としてバターミルクペイントを作りました。
当時は、このミルクで作られた塗料を家具や家のデコレーションに使っていました。
オールドビレッジはニューヨークのアメリカンフォークアート美術館の許可を得て、
コレクションを研究分析し、早期アメリカのフォークアートデコレートカラーを正確に提供する唯一のメーカーです。
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リビングの扉には、無垢の輸入木製扉を採用し、
塗装で温かみのある色に仕上げました。
リビングはロフトとつなげて、木の梁が見える勾配天井になっています。
2階のリビングからは固定階段で上がれますが、
小さなお子様が落ちないよう落下防止のルーバーも入れています。
床には、天然突板のフローリング。
ワックスフリーでありながら、マットで味のある仕上げになっています。
そして、洗面カウンターや手すり、トイレットペーパーホルダーなど、
手に触れるところにはできるだけ天然木を使用しています。
2階のキッチンは、食洗機・浄水器付のLIXILシステムキッチン。
リビングを見ながら作業ができる対面カウンター型としました。
横幅は2.5mあるので、ゆったり作業ができます。
キッチン下部には引出し型収納もたくさんついており、
背面にはカップボードもあるので収納量も豊富です。
そして、キッチン横にはルーバー扉のパントリーを設け、
キッチン周りの荷物を収納できるようにしました。
また家事動線を考え、洗濯機置場もこのパントリーの隣につくりました。
(ルーバー扉の一番右側)
水に濡れた洗濯物はどうしても重くなってしまうので、
設計する際に家事動線を考慮し、
洗濯機置場は、なるべくバルコニーと同じ階に設計しています。
壁付照明は、ツールボックスの裸電球型を使用。
そしてこの家は、気持ちのいい高台にあるため、
二階リビングからの眺望が最高!なんです。
敷地条件と環境を活かし、
ここでしか得られない『生活体験』をつくり出すことも
デザインの大切な仕事。
植栽はいつもお願いしている、フルヤプランツさん。
デザインが良いのはもちろんのこと、お客様のご意向に合わせて
剪定や手入れのしやすい植栽を選んでいただきました。
季節によっていろいろな花も咲くので、
一年を通じて季節を感じるガーデニングプランになっています。
おかげさまで松栄の分譲住宅は、いつも建てる前に成約してしまうのですが
今回も、この建物を計画している途中でご契約頂いたので、
分譲住宅ですがお客様の意向を取り入れた仕様、になっています。
施工棟数を絞って、一棟一棟丁寧に建てたいので
年間数棟の限定分譲になってしまいますが、
松栄付近(大倉山・菊名・妙蓮寺・白楽)で、
こだわった家をお探しの方は、一度お声がけ下さい。
また、今回購入されたお客様のご厚意で、
オープンルームを開催させて頂けることになりました。
G2の家を体感されたい方は、ぜひお越し下さい。
お引渡しも間近ですが、
この家で、これからどのような暮らしが紡がれて行くのか、
住みこなされて、家がどのように成長していくのか、
非常に楽しみです。
G様、おめでとうございます。