SYOEIMAGAZINE
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2025[Tue]
10.07
先日ご紹介した、緑区での現場日記。(https://syo-ei.com/blog/2025/07/post30636-2/)
前回は、更地の状態から基礎工事の完了までをご紹介しました。
今回はその続きとして、木工事から外装工事の流れを、
6つの工程【①土台敷き~⑥屋根・外壁の仕上げ工事】に分けて解説いたします!
普段はあまりじっくり見る機会のない現場の裏側や様子を、ぜひご覧ください。
配管設備工事が終わると、いよいよ建物の骨組みをつくる「木工事」が始まります。
「①土台敷き」
まずは、完成した基礎の上に、建物の土台となる木材を敷いていく土台敷きの工程からスタート!
基礎と土台の間には、湿気を防ぐための基礎パッキンという部材を挟みます。
コンクリートに束を立てる部分にも、しっかりと断熱材を吹き付けていきます。
こうした地道な取り組みが、断熱性の向上につながります。
「②上棟」
床断熱材と床パネルを設置し足場を組んだら、いよいよ上棟です。
上棟とは、柱や梁といった主要な構造材を組み立て、屋根の一番高い部分(棟)まで完成させる工程のことです。
1日で行われるため、朝はまだ骨組みがなかった家が、夕方には家の形がはっきりとわかるまでになる、非常にダイナミックな工程です。
クレーンで木材を移動し、柱や梁を取り付け、接合部に金物をうち込んでいきます。
一階部分⇩
床パネルを固定してから、二階と屋根の組み立て作業。
二階と屋根の下地部分⇩
「③筋交いや構造用合板・金物の取り付け」
建物の骨組みが完成したら、揺れやゆがみを防ぐために、筋交いや構造用合板・金物の取り付けを行います。
この作業により、地震や強風に強い、頑丈な建物になります。
接合金物で補強し、一つ一つに断熱材を入れていきます。
こうすることで、壁の中の結露を防ぐ効果があります。
「④屋根・外壁の下地工事」
骨組みができたら、雨風から建物を守るための下地作りの工程に進みます。
外壁の仕上げをする前に、屋根や壁に防水シート(透湿防水シート)を貼っていきます。
これは、外部からの雨水の侵入を防ぎながら、内部の湿気は外へ逃がす、家を長持ちさせるために欠かせない大切なシートです。
屋根の下に設ける通気層を確保するための通気スペーサー⇩
断熱材と組み合わせることで、夏の暑さや湿気対策に効果を発揮します。
「⑤窓・サッシの取り付け」
外壁工事と並行して、窓の開口部にサッシ枠を取り付け、ガラスをはめ込んでいきます。
室内の冷暖房効率を高め、結露も防いでくれる、樹脂サッシを使用しています。
「⑥屋根・外壁の仕上げ工事」
下地の工程が終わり、最後に屋根・外壁の仕上げ工事です。
屋根材は、耐久性・軽量性・メンテナンス性に優れた、ガルバリウム鋼板を使用。
外壁は、耐火性に優れた窯業系サイディングを使用しました。
フラットでスタイリッシュな印象を与えるデザインに豊富なカラー展開のため、お好みの外観に仕上がります。
これで、建物の外側はほぼ完成です。
この後、足場を解体し、いよいよ内装工事へと進んでいきます。
なかなかじっくりと見ることのない現場の様子。
いかがだったでしょうか?
今回は木工事から外装工事までをご紹介しました。
次回はいよいよ、仕上げの内装工事から建物の完成までをご紹介いたします!
建物の内側がどのように仕上がっていくのか、どうぞお楽しみに!
松栄では、外部による第三者の監査チェックを依頼しており、木工事から外装工事までで、3回監査のタイミングがありました。
全行程を外部による第三者の監査チェックをしている建築会社は、業界全体で一割未満と言われております。
当社では、施工の品質と安全性を客観的に確認するため、第三者の目によるチェック体制を標準化しています。
また松栄では、お客様の希望エリア・予算に基づいた「良い土地の探し方」や、
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家づくりに対する疑問に、いつでもお答えします。
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